【意外と見落としがち】みるみるアイデアがひらめくために必須な心構え

こたろ

みるみるアイデアがひらめくかどうかは、あなたのココロの状態に非常に左右されます。ただ情報収集するだけではだめです。あなたの役立つ情報が見つけられるように心の準備も必要になります。

ハイパフォーマンスの状態を保つ

ここでは、ひらめきを導くために必要な心構えについて記述します。どんな優秀な人でもハイパフォーマンスの状態でなければ、良いアイデアがひらめくものもひらめきません。

こたろ

かつて私は、ヒラメキなんて頭のいい人だけのものだと思っていました。ちょっと、考えては何も思い浮かばず落ち込むこともしばしば。でも、ちゃんとアイデアの出し方というものを学んでからは、決して自分の能力不足じゃなかったと確信しました。

アイデアを出すコツの一つとして、自分の状態を良い状態に保つ必要があることに気付いたのです。ここでは、私が学んだり体験したことを元に、自分をハイパフォーマンスに保つコツについてお話しします。

常に問題に対して考えいなければいけないか?

ヒラメキを起こすためのコツとして、よく聞くのが『常に問題について考えておくとよい』です。あなたも、聞いたことがありませんか?確かにそれでもいいとは思うのですが、私は常に考えるなんてことはしません。私の場合は、十分にひらめきたいことについて、頭の中を吐き出した後は、そのことを一旦考えないようにして別の作業をします。その方が案外と『ハッ』とひらめくことが多いように感じます。ただし、大切なのは『忘れる前に嫌というほど考えること』『頭の中で考えていることを書いたり話したりして吐き出すこと』これは重要です。

どんなことでも『判断しない』こと

初めはあなたがひらめいたアイデアはもちろんのこと、あなたが見たり体験したりする事象に対して『判断しない』姿勢でいられるようにしましょう。

始めはいいアイデアなんて出ないと考えた方がいいです。逆にいきなり世の中を変えるような考えが出てきたら怪しいと思ってください(笑)。アイデアのネタは出せば出すほど、頭の中が整理されたり、ブラッシュアップされたりして洗練していきます。なので、始めはどんなにバカバカしいアイデアでもアウトプットしましょう。ここで大切なのは『出す』姿勢です。また、もし『これいけんじゃない?』というアイデアが出た場合でも、まずはわきに置いておきましょう。冷静になると現実性がなかったりする可能性が高いです。

深く考え込まない

壁を見つめながら考えていたり、ただずっとデスクに座っているだけで、ひたすら考えいるだけでは、iPhoneやWindowsのような突拍子もないアイデアのネタは思い浮かびません。たいていの場合、『アイデアとは関係ないことをやっているときによいアイデアが思い浮かんだりするものです。あと、アイデアというのは既存の物の組み合わせでもあります。そういう意味で、まったく関係ない行動をしていた方が斬新なアイデアが思い浮かびます。

アイデアとは関係ない行動といっても、個人によって好みがあるかと思います。他人の方法があなたに合うとは限りません。あなたが試行錯誤して見つけていきましょう。コツは単純作業が望ましいです。

リラックスする

お風呂に入っているとき、休日に好きなことをしているとき。仕事が順調な時…。そんなリラックスしているときにこそひらめきは起きるものです。

私は理系で、大学院のころに研究室にいました。ほぼ毎日研究室にいましたが、たまに、先輩たちに誘われて軽く飲みながら、研究ネタの話をしていました。お酒が入り、話が盛り上がってくると、突拍子もないアイデアが出てきていました。飲みすぎると、逆に思考が止まってしまいますが、ほどほどのお酒もひらめきを起こさせる助けになっているのではないかと思っています。

時に頑張ることも必要ではありますが、より良いひらめきを得るためにメリハリも大切です。

ワクワクする

あなたも経験があると思いますが、身体がこわばっていたり、緊張したり、焦っていたり、など気持ちが落ち着かない状態では思いつくものも思いつきません。かといっていきなり「ワクワク」出来るかというとそうでもないと思います。そんな時には、『初心に返る』ことをおススメします。あなたがひらめきたいと考えている事柄に対して、そのきっかけは『楽しい』と思ったからだと思います。その気持ちを思い出してみて下さい。きっとあなたはその課題をクリアすることで『楽しい未来』を見ていたはずです。

こたろ

音楽などで気持ちを高める方法もあります。あなたの気分が上がる音楽を心行くままに聞いてみてはいかがでしょうか?他にも、あえて遠出をするのもいいでしょう。

ココロを開く

漠然としていてどういうこと?と思われるかもしれませんね。ココロを開くとは『全てを受け入れる』姿勢でいるということ。私には幼い子供がいるのですが、何でも興味津々!そして、非常識(子供の場合は常識を知らないだけですが)。そんな子供心が実はとてつもないアイデアを導いてくれます。

自信を持つ

あなた自身がそもそも想像力がないと嘆いたり、いいアイデアが浮かばないとうなだれたりする行動は、実は潜在意識の働き(右脳の働き)を大きく阻害してしまいます。自信は何か外的要因がきっかけで身につくと思いがちですが、そうではないです。あなたの内的な感情によって自信は身につくものなんです。テストで100点をとっても「たまたまで実力なんかじゃない」と感じるか「自分凄い!」と感じて過ごすかで今後の勉強にたいする姿勢も変わるはずです。それと同じで、アイデア発掘も「自分ならできる」と信じて挑むことが必要です。そのために、普段から小さなことでも自分をほめてあげる習慣をつけましょう。あなたのメンタルも良好に保つこともできて一石二鳥です。

ハイパフォーマンスにつながる行動

色々とココロをどの様な状態に保てば「ハイパフォーマンスになれるか」について述べてきました。ここでは、ハイパフォーマンスに繋がる行動のヒントについてまとめておきたいと思います。

アイデアにつながる行動
  • ジョギング(ただし苦しくなるほどの負荷は避ける)
  • 森林浴
  • 独りでお風呂につかる
  • 寝る前に思いつきたい課題について考える。

失敗や偶然を受け入れる

失敗と聞くとあなたはどう感じるでしょうか?たいていの人は「もうだめだ」「何を夢見ていたんだろう」と思うのではないでしょうか?例えば、あなたが時間と労力をかけて、とっておきのアイデアが浮かんだとします。それをいざ実行しました。しかし、とっておきの商品やサービスが一向に売れなかったとします。これも大きな失敗の一つです。そんなとき、あなたの悲しみはより深いのではないでしょうか?

失敗を味方につける

失敗というと後ろ向きな気分になるものです。私もかつては失敗に対して大変恐れ感じて過ごしていました。学校ではテストの点、会社に入ってからは上司に対するコメント、評価。どれもこれも、少しでもマイナスなことがあると兎に角落ち込んでいました。

では、歴代の成功者は失敗はしなかったのでしょうか?そんなことはないです。むしろ逆です。ある研究によると、一流の起業家、科学者、芸術家、作曲家、小説家は他の人たちより頻繁に成功しているだけでなく、他の人よりもたくさんの失敗をしていたことが判明しています。

人は失敗したときに自分を責めがちです。そして、2,3回失敗するとすっかり落ち込み、新しい別のアイデアを試そうという気がなくなります。しかし、成功者は違います。他の記事でも述べましたがアイデアは質よりも量が重要です。成功者はここを理解しているので、量をこなす必要があることを知っています。なので、積極的に失敗をして次に生かそうとします。失敗を失敗として捉えずに「経験」として捉えるのが正解です。そして、その経験がよい決定を生み、良いアイデアに繋がっていくのです。つまり、成功させようと思えば思うほど、多くの失敗に遭遇するものなんです。

こたろ

優れたアイデアを生み出したいのであれば、あなたのアイデアの大半は失敗し、一部のアイデアは成功をおさめ、ごく一部のアイデアがとてつもない潜在能力を秘めていることを知っておいてください。

偶然の発見を大切にする

偶然と聞くと「運がいい人」「特別な才能を持っている人が得られるもの」と思っていませんか?実は、偶然はあなたの行動によって引き寄せることができます。そう聞くと、怪しい…と思うかもしれません。しかし、歴史をさかのぼってみるとペニシリン、ペースメーカー、プラスチック…これらは偶然発見されたり、思いついたりしたものなんです。なので、偶然を味方につけることによってあなたの思考だけでは思いつかない発見につながることがあります。

では、どうしたら偶然を味方につけることができるか。一番はあなたが、実行したことのない経験を積むことです。できるだけ多くの人と話をして、行ったことのない場所に行ってみたり、本を読んだり、と好奇心を最大限に働かせて、五感を駆使して色々な体験をしましょう。

成功するアイデアを見つけることは、当選確率を自分で操作できる宝くじの様なものと考えて下さい。沢山の体験を積むということは、宝くじのチケットを増やすようなものです。積極的に行動していきましょう。

カンペキよりも大切な事

あなたが例えば、現在の意識のまま江戸時代に行ったとします。あなたは現在のテクノロジーを江戸時代に生きる人々に新しいアイデアだと言って回ったとします。果たして、当時の江戸時代に生きる人が「これは大発見だ!」と浮足立つでしょうか?実際は「ばかなことをいうな」と冷笑されるでしょう。このように、発明やアイデアというのはその時代時代に理解されるものでないと受け入れられません。このように、人間というのは過去や現在に存在するものを基準として現実的かどうかを判断します

例えあなたが完ぺきなアイデアだと思っている物でも、時代や市場が受け入れない可能性もあります。なので、アイデアの出し始めは、大抵、欠陥があると思っておいた方がいいです。一発当てる!という発想は捨てましょう。アイデアは改善することで成功へと近づくことが出来ます。最初から完ぺきなアイデアを求めるのではなく、多くのアイデアを生み出すことの方が100倍大切であるということを覚えておいてください。

こたろ

私もホッカホカに温めたアイデアを世に出しては、閑古鳥…みたいなことはよくありました。アイデアは温めない方が私はいいと思っています。それよりも、循環させて次から次へとアイデアを出していったり、改善した方が成功する確率が上がるものです。

引き寄せの法則をなめちゃいけない

引き寄せの法則はご存じですか?そう、「現実はあなたが考えたことやものが反映される」という法則です。スピリチュアルなどでも紹介されて有名ですね。あなたが強く願ったり、念じたりしたことは潜在意識に作用します。そして、潜在意識があなたの思い描いた道へ導くというものです。一見本当か?と思われるかもしれませんが、この法則はあながち間違いではないんです!潜在意識の関する研究は今に始まったことではなく、昔から注目されています。潜在意識を上手く活用することで、ヒラメキが起きる確率をグッと上げることが可能です。

では、その潜在意識へどうやって働きかけたらいいか?そのコツについてお話しします。これは、私が実際に行っているコツになります。

引き寄せの法則のコツ
  • 「私はなんとしてでも〇〇に対する解決策を見つけたいと強い願望を持っている」など強く願う
  • 実現したイメージに近い写真など視覚に訴えるものをいつも目につく場所に掲げておく
  • 一日15分間瞑想を行う。または、スマホなどを見ずに無心になる(空を見るなど)
  • 普段から自分に正直になる
こたろ

引き寄せの法則はアイデアだけでなく、自己実現にも使用することが可能です。小さな願いからはじめて、自分に自信をつけていってください。

生みの苦しみの本質

あなたが仮に世界で画期的なアイデアを思い付いたとします。そして、いざそのアイデアを世の中に登場させたとします。果たして大当たりすると思いますか?実はこれまでに世の中に出てきた画期的なアイデアは、初めから世の中に受け入れられたわけではありません。例えばラジオや電話は今や当たり前のものとなっていますが、かつては門前払いされるほどのひどい扱いでした。では、なぜこうなってしまうのか?それは人間本来の性質によります。

人間は変化を嫌うという罠

人間は本来、狩猟や農作により毎日の食料をなんとか手に入れて生活をしていました。そして、安定した食料を手に入れるように、日々の行動などに対して変化をなるべくしないようにしてきました。しかし、現在は食料も安定して手に入れられるようになりましたし、暮らしはどんどん変化していく世の中になってきました。一方で人間の思考は現在に追いついていません。つまり、変化していくのが当たり前の世の中で、本能は変化しないことで安心を得るようになってしまっているのです。

人間には変化を嫌うクセがあるということを、ぜひあなたも頭に入れておいた方がいいです。新しいビジネスアイデアを思いつくためには、この思考のクセを矯正する必要があるからです。

気を付けたい人間の思考のクセ
  • 人間は未知のものをひどく嫌う
  • ほとんどの人間は過去の経験にとらわれている。なので、過去に上手くいったことを元に未来を予想してしまう
  • ほとんどの人間はアイデアがうまくいかない理由にこだわる。アイデアがうまくいくとか、それがどんな潜在能力を持っているかをほとんど考えない
こたろ

自分には思考のクセがあるということを認識しておくだけでも、あなたの思考力は一気に高まるでしょう。ぜひ、日々の生活で気を付けてみてください。

才能よりも大切なこと

例えば誰かが十数キロのマラソンを3時間以内に完走したらどう思いますか?おそらく大半の人が「がんばって練習したんだろう」と思うでしょう。しかし、世界有数のアイデアパーソンについて話すときは「彼らは天才だ。自分はあんな凄いアイデアなんて生み出すことはできない」と思ってしまいます。しかし、断言できますが、ひらめきもマラソンと同じです!彼らは天才だから凄いアイデアを思い付いたのではありません。アイデアについてひたすら考えていて「アイデア力」という筋肉を鍛え上げていたから、凄いアイデアを思いつくことが出来たのです。

こたろ

毎日、ひらめきの練習をして思考の筋肉を鍛えれば、天才の才能があるにもかかわらず訓練をしない人たちよりも、すぐれたアイデアを生み出すことも可能だということです。

才能よりも努力と継続

ここで、とある面白い研究結果があります。音楽学校に通っている音楽家の卵たちをグループ分けして、彼らの育ち具合を調査しました。世界的に有名になりそうなグループ、次に優秀だと思われるグループ、平均的な能力を持つグループの3つに分類しました。その結果、3グループで際立った違いはたった一つ、練習時間だけでした。グループに関係なく、突出した才能を開花させた学生は、他の学生よりも練習時間が長かったという結果になりました。さらには、音楽だけでなく、ダンス、セールス、科学の分野でも同じように、才能よりも練習時間が大きな成果を上げる要因であったという結果になっています。

同じことがアイデアでもあてはまることが分かっています。更には、アイデアを思いつく練習はピアノやバイオリンよりも簡単です。なぜなら、ひらめきは右脳を活性化させる必要があり、右脳はほとんど意識的に考えていないときに働くからです。

こたろ

初めはひらめくのに時間がかかるかもしれません。しかし、コツを掴んで慣れてくると、ビジネスアイデアがドンドン生まれてくるようになります。これは、様々な研究結果によるものなので、あなたも諦めなければ道が開くことでしょう!そして、一旦コツを掴んだら楽しくなるのでさらに、ひらめきに加速がかかり良い循環が生まれます。

あなたもひらめき脳を鍛えてビジネスを成功させよう!

いかがでしたでしょうか?明日、いや、今からでも実行できるものもあるのでぜひあなたの生活に取り入れてみて下さいね。他の記事では具体的なひらめき脳を鍛えるためのコツについても発信しているのでぜひご覧になってください。