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アイデアはあなたの周りにごろごろ落ちているものです


アイデアなんて特別な人だけがひらめくものであり、自分には関係ない…。どうせIQが高い人や天才の独壇場の代物でしょ。
それは大間違いです。それでは、人生の半分は損しています。アイデアは誰しもが手にすることが出来るものなんです!といってももちろんコツはあります。
アイデアの出し方を(私が知る限りでは)初めてノウハウ化したのがジェームス・W・ヤング著の「アイデアのつくり方」という書籍のなかで語られていました。そこで表現された「アイデア」とはこのようなモノ…
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせにしか過ぎない
ジェームス・ウェブ・ヤング

この言葉からわかる通り、アイデアとは既存の要素、つまり、あなたが持っている経験・知識・体験の組み合わせ方次第でアイデアは産まれるよということが示されています。
どうです?少しは安心しませんでしたか?
さらにいうなら幼少期のころを思い出してみて下さい。子供は生まれてから何もできない存在でしたよね。それでも、歩くことを練習して、服の着方や歯磨きを練習して、初めての地球の暮らしにそれはそれは見事に、生きていくうえでのスキルを身に着けていっているではありませんか。
それと同じことなんですよ。アイデアだって、ちゃんとした「先生・指導者・メンター」の元で練習すれば必ず思考力は身につくわけです。その一つのヒントとしてアイデアに関して研究してきた人たちはみな、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせにしか過ぎない」と示してくれているんです。
アイデアを形にするまでの5ステップ

アイデアを出すためには手順があります。その手順を下の図に示します。

①情報の収集
まずはあなたの頭の中にアイデアの種となる情報の量を増やしていく必要があります。アイデアは「既存の知識の組み合わせ」と記述しました。なので、既存の知識が多いほど新しい知識の結びつきが多くなり、よりたくさんのアイデアを生むことが出来ます。
なので、あなたが決めたテーマに沿った情報を片っ端から集めていきましょう。集め方のコツについては別の記事でお伝えします。
②知識の理解
ある程度情報の収集ができたら、続いて集めた情報の理解をしていきましょう。①の情報の収集では直感でデータを収集する感覚です。それを、この段階で情報を自分の知識として吸収するようこころがけましょう。そうでないと、収集した情報の本質を理解できないまま、折角集めた情報が宝の持ち腐れになってしまいます。
③データの組み合わせ
①で得た情報を②の段階で自分の血肉として落とし込めたら、いよいよ、ヒラメキに向けた作業に入ります。前の段階でかなりの量の情報を集めて吸収したかと思います。それを、今度は色々な軸に照らし合わせて分類していきます。そして、分類したデータをこれまた様々な形で組み合わせていきます。
④ヒラメキ
③であなたが得た知識やデータを組み合わせておき、一見異なる知識同志でも新しい関連性を見つけることを目的とします。そうすることで、あなたがアイデアとして出したいテーマを再認識することができるようになります。このヒラメキの段階では基本的には「待つ」姿勢がいいと考えます。リラックスしたり、遊びに出かけたりなどなど。しかし、ここで大切なのは四六時中、アイデアを出したいテーマを頭の片隅に置いておくことです。そうすると、ある時突然、まるで頭の中に新しいシナプスのつながりが誕生するように、いわゆるひらめきが起きます。
⑤企画化・検証
④を行っていると時には様々なヒラメキが起きてきます。でも、第一段階でひらめいたアイデアはまだ、世の中に通用するアイデアにはなり得ません。あまりにも突拍子がなかったり、非現実的な場合や、世間一般の人に受け入れられない可能性が十分にあります。そこで、この「企画化・検証」の段階で「世間に受け入れられるか」「本当に新しいアイデアなのか」を見極めていく必要があります。
さらに大切なのは、あなたのアイデアを他の人が理解できる形に「企画」として完成させる必要があります。具体的な方法は別の記事に譲るとして、ある意味「説得」というスキルも必要になってきます。ここでは、とにかくアウトプットを心掛ける必要があります。
あなたの職場、お客さん、あなたが自分のアイデアを価値あるものとして受け入れて欲しい人に、あなたのアイデアの魅力を知ってもらい、価値があることを証明しましょう。そうすることで、初めて「アイデアの完成」と言えるでしょう。
手順を間違えなければあなたも他人に認められるアイデアは作れます


いかがでしょうか?アイデアと言われると漠然としすぎて、何をどうしたらいいか分からないと思います。でも、この様にアイデアに関して色々と研究がなされており、セオリーがあります。そのセオリーに従えばあなたもアイデアパーソンになれそうに感じませんか?
このような具合に手順を踏んでいけば、誰でもアイデアをひらめくことができるだけでなく、世間にも認められて、個人事業としても報酬が貰えるほどにもなりますし、会社員でも周りに一目置かれること間違いなしです。別の記事で各ステップのコツについてお話ししているので是非ご覧になってくださいね。







あなたはアイデアと聞くとこう思うのではないでしょうか?